「わっ…っツナさん!?」

興奮こうふん気味の少年に両手を取られ、面食らいながらも言っていることには同意見なので
どうすればいいか分からずに真っ赤な顔でうなずくしかできなかった。

「おっ俺…絶対に美緒さんが安全でこのまま過ごせるように頑張るから!!」

意気揚々いきようようと決意をかかげるツナ。
リボーン君ののがれられない運命と言われた言葉すらも何だかくつがえしてくれそうな
そんな妙なたのもしさもあって、この手は振りほどけなかった。

「ツッツナさん!?」

「じゅっ十代目!?」

「あらっ」

「おぉ〜」

いつの間に戻ってきたのか。そしていつから見ていたのかは不明だが
ビックリしたような皆の声で我に返って、ツナは慌てて手を振りほどいて離れた。

「ごごごっごめん!?いきなりこんなっ嫌だったよね?」
その間も律儀りちぎに美緒を気遣うのは忘れない心優しい少年。



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彷徨いアリス