「なんなの!?」
ツナに続いて私もどういう状況!?と叫ぶと少年は間髪(かんぱつ)いれずに

「安全な場所へ!!おぬし達に伝えたいことがっ!!」
と走りながら返答した。

その時、目の前に一筋(ひとすじ)の太刀筋(たちすじ)が走り爆発がおきる。
ビックリして三人は立ち止まると、後ろから男が追い詰めたと言わんばかりの声をあげた。

「う゛お゛ぉいっ!!もう鬼ごっこは終わりにしようや!!」

バッと振り返ればすぐ目の前にあの男が立っている。
長い銀髪の綺麗なストレートヘアに真っ黒などこかの軍服のような出で立ち。
手に持った武器の慣れた手さばき、威圧(いあつ)的な口調に本能がこの男は危ないと告げている。
彼も流暢(りゅうちょう)な日本語だったが、顔立ちからして少年同様に純日本人ではなさそうだ。

「で…なんだぁそいつらは!?」

しかも、少年に話しかけているあたり知り合い的な感じなの!?
さりげなく少年から離れようとするも、無言でガッと逃がさないとばかりに
強く手のひらを握り直されてヒッと短く悲鳴をあげた。



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彷徨いアリス