「うわああっ」

弾かれるようにツナと私が振り返ると、男が少年を倒した瞬間だった。
かなりボロボロになった身体で少年が倒れ込む。ひたいからは青い炎が消えた。
先ほどまで知り合いと思われていた少年はもう男にとっては用済みとなったのか
なぜか男はツナから情報を聞き出すと言い出しこちらに殺気を飛ばしてきた。
それにツナも私もええっと本当に何も知らなさすぎて理不尽だと言わんばかりの悲鳴を上げた。

限界げんかいか…」
呟きに気づいた私が自販機の上にいたリボーンを見やると躊躇ちゅうちょなくツナに銃口じゅうこうを向けていたので悲鳴をあげた。
「りっ…リボーン君?ちょっと…えぇっ!?」

リボーンが銃をつと、マジシャンも驚くスピードでツナがパンツ一丁になり男の腕を掴みかかる。
先ほどの少年と同様に色味は違うが額から炎を出して、いつもの弱気なツナじゃない
人が変わったかのような表情で男にお前を倒すと啖呵たんかを切るツナ。

まっまってまって!?なんでツナは撃たれたの?そしてなんでパンツ一丁なの!?
一連の流れに追いていけず、また思春期の異性の裸を見て良いものかと恥ずかしくてまぶたを手で覆う。

男は驚いたが、すぐに考え込むような表情でツナを見つめ意味ありげな言葉を呟く。

「まさかお前…うわさにきいた日本の……そうか、お前と接触せっしょくするために」



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彷徨いアリス