バジル君に指輪おしつけた人なことも思い出して
何も知らない子供だと思って都合良いこまとして使われてないかなと不安にもなる。

「それじゃあ私はこれで……」

修行していたツナ達と帰宅していたがやっぱり自分の家に少し戻りたいと告げると
リボーンはあっさりとOKしてくれた。
どうやら雲雀さんの家に居づらい感じも伝わったらしい。
あの商店街での話し合いもあり、巻き込んでしまった以上は極力私の考えを聞くように
努力してくれると約束してくれたのも効果あったのかなと我ながら思う。

「幸いなことに美緒の家はツナの家だけでなく他の守護者の家からも近い。
それに家の周辺に配置する警備班もイタリアから到着した。
身の安全は雲雀の家に居た時よりも保証するゾ」

「よかったあぁ。セコム大事!!ありがとう〜!!」

「でもツナの家でも俺はいいんだけどナ♪」

「へっ……」

「だって、(未来の)俺の愛人にしてやってもいいと思ってる大切な女だからな♪」

あああああっ愛人!?――恋人もいたことないのに色々すっ飛ばして愛人!?
他の人から言われたら失礼だが、リボーン君の可愛い姿だとあまり深刻にならない。
でもかと言って笑って返せないほどリボーン君は幼児らしからぬ色気がある。
私の手をとって、大きく輝く黒曜石のような瞳が見上げるのに頬が紅く染まる。

それにフッと笑うリボーン君。
バジルのその時はお赤飯を炊こうという発言やツナの叫びに近いツッコミも遠くに聞こえた。
熱い頬を押さえて私は子供がからかっちゃいけないよとのどから絞り出すと
熱を振り払うように慌てて家に走って行った。



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彷徨いアリス