ツナも私の言葉に賛同するように頷く。
脅威きょういがさって安心する私達に、リボーンが落ち着いた声で釘をさした。

「こいつらはヴァリアーの中でも下っ端したっぱだゾ。本当に怖ぇのは……」

ヴァリアー……?――あー、あの銀髪ロン毛の人がいる集団か。
リボーンが急にくちをつぐんだので皆で何を言うか待っているとそれは起こった。

「くるぞ」

え、何そのやばいやつがくる感じのトーン。
リボーン君冗談でもそんなこといっ……何かきたー!?
雷の守護者を探していてランボを睨み付けるいかつい顔面ピアス全身黒ずくめの間違いなく犯罪者顔の男。

慌てて否定するツナに、雷の守護者というのがランボなのかと納得するも
まって、守護者の中でも……というかこの中で一番幼い子が狙われてる……!?
あせる私。しかしまだ状況が飲み込めていないので下手なことを言って墓穴ぼけつをほるのは避けたい。
ランボを隠すように、震える足で前に出る。――皆も自ずと臨戦態勢りんせんたいせいに入ったように男にかまえた。

「まったレヴィ」

え……なんかゾロゾロきた……。
全員おそろコーデかな。暑そう、あと見た目の威圧感怖い。
普通に立ってるだけなのになんだろう、殺気というのか。
空気がビリビリする。ここから逃げたい。いつものことだけど。
絶対登場の仕方が強キャラじゃん。そしてもれなくこいつら仲間じゃん。
服装もだけど、空気感が人殺しのオーラだもん。



126(431)
back

彷徨いアリス