「ボンゴレ公認の決闘けっとうを開始する」

ツナのお父さんの言葉に、ツナと私もええっと驚く。
ドッジボール大会とかじゃないんだよ!?決闘だよ?
この人意味分かってて言ってる!?
しかも相手これだよ?ツナ達とへいの上でポーズとってるヴァリアーの人達を交互にみる。
――モルモットとライオンが戦うみたいなもんだよ?

あたふたしていると、ツナ達の名前が呼ばれていく。

「同じリングをもつもの同士……一対一のガチンコバトルだ!!」

さも当然のように言うツナパパ。そしてそれに何も言わない皆。
あれ、私の感性かんせいが……私だけ危機感がおかしいのでしょうか。

神様、もうねあなたに苦情を人生で一万通以上送っているヘビーリスナーだと思ってます。
もう……疲れたよパトラッシュ。どうして、私の人生はバグっているんですか?これで1万1通目ですね。
次に生まれてくる時は弱者じゃありませんように。

その後もチェルベッロ機関きかんとかいう双子のようにおそろいの姿をした
黒い目元だけ覆う仮面をした女性が出てきて、並盛中で決闘を行うことを宣言した。
しかも命をかけたものらしい。ほらね!!決闘だもんね、そりゃそうだよねと涙目でいると
ふいに二人は私の方を見た。それにつられて皆も私を見る。

「このお嬢さんは……」
ツナパパの言葉に続いて、スクアーロもまた会ったぞと叫んでいる。
え、あれ……さっきまでムシという方向できまってたよね?私の配役。
急に舞台に引きずりだされた。舞台の真ん中に踊りでるほどの役どころじゃないと
ポルノグラフ○ィの歌詞じゃないけど自分も分かっている。



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彷徨いアリス