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「それでは明晩みょうばんお会いしましょう」

チェルベッロの言葉と同時にリング会場が崩壊ほうかいした。
さっきまであんなに激闘していても壊れなかったのに
どんな作りになってるんだと思ったが、一部の照明がこちらに倒れてきて
悲鳴をあげた。

恐る恐る目をあけるも、痛みはない。

「え……」

けれど何か固いのが……って抱きしめられてる!?

「あぶねぇだろがあぁ!!」
ひぃいい、助かったのはいいけどよりによって怖い人に抱き寄せられてる。
不可抗力だとは思うけど、でも……色んな意味で頬に熱が集まって視線を泳がしていると
それに気付いたのか、わりぃと素直に身体を離してくれた。

「ハッ。ガキだな」

しかし小馬鹿にするのは忘れないらしい。
ムッと頬をふくらませると、ねるなと頭を乱暴にかき回された。
本格的に子供扱いされてる気がする。

ハッ。今なら拘束とかれてるしいけるんじゃ!?
ゆっくり、ゆっくり離れて、スクアーロが視線をそらしたすきに逃げた。
肩にのってた赤子も勝敗が決まった途端にやる気なくしたように降りてくれたのも助かった。
金髪目隠れ男子がスクアーロに逃げてんぞと告げ口してるがもう遅い!!
スクアーロの大声を無視して、気付いて腕をひろげるディーノさんに飛び込んだ。



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彷徨いアリス