また傘が四方八方に飛び散った。傘に雷の電気が蓄えられていく。
さらにサーキットの電力もくわわって……恐ろしいほどの電圧がランボを襲う。
すさまじい稲光で目をあけているのもやっとのほどだ。
「ランボ君!!死なないでっ!!!!」
なんとか喉から振り絞るように叫ぶと、雷の中から低い声がハッキリと答えた。
「ああ。俺は死なないさ」
そのまま拳を地面につきたてると、そのまま電流を地面に放出しきってしまった。
これには私達だけじゃなくて、敵のレヴィも目を見張る。
しかも電撃角の攻撃がまさか伸びるなんて。これならいける!!
だが、無情なことに寸前で5才のランボに戻ってしまった。
「えっ……」
「10年バズーカは5分間で元に戻る」
最初の1回から5分だったんだとリボーンの説明に頭がガンガンしてきた。
そんな……せっかく勝機が見えてきたのに!!
「ハッ。ランボ君!!」
とどめをさそうとするレヴィ。どうしよう、どうしよう!!
なんとかしなきゃ……でもどうすれば!?
私の横を何か炎が横切った。それはとても温かい炎。
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彷徨いアリス