「そうか…テメェ」

「手…から炎!?」

すぐさまチェルベッロの1人がザンザスをたしなめた。

「ザンザス様、いけません!!――ここで手をあげては
リング争奪戦の意味が…手をお収めください」

「うるせぇ」

ザンザスの手から放たれた攻撃が女性を吹き飛ばした。
みんなが目を見張り、息をのむ。女性はすさまじい衝撃で屋上の床にたたきつけられた。

「俺はキレちゃいねぇ」

どこがだよ。やばいよこの人。頭おかしすぎる!!
私達をあざ笑うかのように不敵な笑みをうかべるザンザス。
楽しくなってきたとか言ってるけど……冗談じゃない!!

「やっと分かったぜ。一時いっときとは言え親父がお前を選んだわけが」

親父……?9代目ってザンザスのお父さんなの!?
衝撃の事実に固まるが、なんで息子に継がせなかったのかとも疑問に思う。
なんでこんなツナとザンザスを争わせるようなことしたの?
ツナだってマフィアになりたくないんだし、ザンザスはすでに人殺しの目してるから
マフィアにピッタリだと思うんだけど……。



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彷徨いアリス