「その腐った
戯れ言といい…軟弱な炎といい…
お前とあの老いぼれはよく似ている」
急に笑い出すザンザスにイヤな予感がする。
男はもう1人のチェルベッロの女性に声をかけた。
「おい女…続けろ」
うながされるまま女性の口から淡々と試合の結果が発表される。
結果はツナの妨害によって相手側の勝利。
それにより雷のリングと大空のリングがヴァリアー側のものと告げられた。
「えっ」
「まてよ、なんで10代目のリングが!?」
「そうだ!!おかしくねぇか」
「話が違う!!失格ではないはずだ!!
――沢田殿はフィールド内に入っていなかった!!」
しかし女性はフィールドの破損は明らかな
妨害だと訴え
ツナのリングを強引に奪い取った。
ルールを決めるのはチェルベッロ側にあるにしても
ちょっと
卑怯じゃないの!?
確かにツナの行為は試合の妨害ともいえるけど。
でもそれならば最初にそのことを説明しておくべきではないのかと
みんなも私も怒りで熱くなりながら、何もできずに見守るしかできなかった。
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彷徨いアリス