その後獄寺は山本に後をまかせると、そのまま気絶した。
リングは相手に渡り、勝負も負けたけど今回は負けても悔いはない。
「笑える結末だったなぁ!!」
後ろを見やると廊下の奥にヴァリアーが立っていた。
相変わらずいちいち癪に障る言い方で煽ってくるなあの銀髪ロン毛。
「これでいよいよ、貴様らの命は風前の灯だ!!」
「それに君たちの霧と雲のリング保持者はいまだ現れないじゃないか……。
出場者がいなくて不戦勝なんて落ちじゃないだろうなぁ」
あっ。あの黒ずくめの赤ん坊。リボーン君と同じ匂いがする。
でもあっちの方がなんか毒吐く率高いぞ。
警戒して睨みつけると、スクアーロが怖い顔するなよと嘲笑った。
「どうせすぐに俺たちのモンになるんだ」
「っ…いやです!!」
「いいか?俺だってテメェみてぇなカスは願い下げだがよぉ。
意外と使い道があるらしいからなぁ」
「つかい…道?」
「ハッ。女に生まれてよかったなお前」
顔に熱が集まる。それって……。深く考える間もなくすぐにツナが私を背に隠した。
ツナを見やれば羞恥と怒りで顔を赤くし、肩を震わせて抗議している。
「お前!!なんてことを…」
「いまのは流石に言わせておけねぇよな」
あの山本も切れてる。あたふたしながら二人に落ち着いてと声をかけた。
こんなところでドンパチできない。まずは獄寺の手当てしないと!!
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彷徨いアリス