スクアーロはさらに水場から上に逃げた山本に猛烈な攻撃を放つ。
超高速の剣が山本を襲い、山本は足場にしていた
二階のコンクリートごと地面に落ちた。
「まだやるか!?得意の
時雨蒼燕流で!!」
人が1人乗れるほどの
瓦礫を背に倒れ込んだ山本に
今度はスクアーロが二階部分に飛び上がると
見下ろしながら勝負はついたとばかりに叫ぶ。
「継承者は八つの型全てを見せてくれたぜぇ?
――最後に8の型…
秋雨を放ったと同時に無惨に散ったがなぁ!!」
その言葉に反応するように、山本は立ち上がった。
「う゛ぉおい!!寝ていろ!!そのまま三枚におろしてやるぞ!!」
「そうはいかねぇよ…時雨蒼燕流は完全無欠だからな!!」
山本の言葉に、得意げでさっきまであざ笑っていたスクアーロの顔も引き締まる。
画面外でも山本に歓喜するものや、それをバカにする者、嘲笑するものと様々だ。
しかし、顔つきが変わったスクアーロと
どこか吹っ切れたかのような清々しい笑みを浮かべる山本を見ていると
なんだか凄いことが起きそうな気がして胸が高鳴った。
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彷徨いアリス