「なあに……その話に首をつっこむ気はありませんよ♪
僕は良い人間ではありませんからね」
ゆっくりとツナに向き直る少年。
「ただ一つ、君より小さく…弱い
後継者候補を
――あまりもてあそばない方がいい」
恐らくツナのことを言っているんだろうけど。
ああ、見てみなって!!どんどんザンザスの顔が怖い感じになってるから!!
そういう忠告とか……怒りゲージをあげるだけだから!!
言いたいことは分かる……私も例外ではなく弱者側だし
強者にもて遊ばれる苦労は身に染みてるから……でも、それ本人を目の前にして言う!?
愚痴りたいなら後でゆっくり聞いてあげるから!!
しかし言えない。骸も怖いし何考えてるか分からないし。
骸の仲間二人は歓喜の声をあげ、さっそく獄寺は警戒して唸りだした。
山本とツナがなだめる。骸はそれくらい警戒した方がいいと笑っていた。
「僕が霧の守護者になったのは…君の身体を乗っ取るのに都合がいいと思ったからですよ。
それに……貴女も手に入れたいですからね」
ツナと入れ替わりに視線をうつされて、狼狽えていると
パチッと骸はウィンクしてきた。まるで予約済みとでも言わんばかりに。
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彷徨いアリス