「飛んだ!?」
「そんなのありかよ!!」

敵の情報が全く分からなかったこちらは
まさかの飛行移動に驚いた。ロボットぽい見た目だとは思ってたけど
あの重量で飛んでるんだよ……恐怖なんだけど。

指先からは以前も見たように弾丸が飛ぶ。
雲雀はすばやく左によけて交わしたあと、まっすぐ向かってくるモスカに
そのまま勢いをつけて、トンファーを頭と胴体にめり込ませた。

機械の電気系統から火花が散るような音がした後
すぐモスカは爆音をあげて爆発する。

一瞬で決まった試合に、敵も味方も誰もが息をのんだ。
チェルベッロですら信じられない様子で雲雀を見つめている。

しかも当の本人はまるで勝って当然とでも言うように平然として
いらないと雲のリングまでチェルベッロに投げつける。

「さぁ…降りておいでよ。そこの座ってる君。
猿山のボス猿を咬み殺さないと帰れないや」

衝撃の発言に凍り付いたのは言うまでも無い。



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彷徨いアリス