「ふうん…そういう顔には見えないよ!!」
叫んだと同時に挑発的なザンザスに向かって雲雀は駆け出す。
両腕に構えたトンファーが右、左と交互にザンザスの顔面めがけて撃ち込まれるが
彼は余裕そうに後ろ足でステップを踏みながら避けていく。
「雲雀のやつ…何しとる!?機械仕掛けに勝ったというのに!!」
了平の言葉に激しくうなずきながら、もういいですよと叫んでみたものの
案の定、バーサーカー雲雀には届くはずもなくて……。
いや、分かってたけどガン無視はひどくないかな?
あと、あいつが投げたリング後でチェルベッロの人から回収しておこうと誓う。
雲雀とザンザスは地雷原の中で攻撃を続けている。
と言っても繰り出すのは雲雀のほうだが、それを余裕そうに全てかわすザンザスは
汗もかいていない。二人は体中に目がついているのかと思うくらい
地雷だけでなく、機関銃の噴射すらもかわしつつお互いを攻撃しあっている。
「いつまでそうしているつもり?」
「安心しろ…手は出さねぇ」
「…好きにしなよ。どの道、君は噛み殺される」
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彷徨いアリス