ゴォオオと言う風を切り裂く……まるでジェット機が近くを飛んでいるかのような音。
すぐに気づいた獄寺に弾かれるように、私達もその視線を追えば
なんと先ほどまで倒れていたゴーラモスカが宙を舞っていた。
「はあああ!?」
ありえないと悲鳴をあげる。
え、さっきまでボロボロでしたよね?な…なんであのスピードで飛べてんの?
「言わんこっちゃねぇ……オレは回収しようとしたが」
ザンザスの言葉にハッとする。
まさか……ずっと分かってて黙っていたの!?
「向こうの雲の守護者がはばんだ」
そんなのって……
屁理屈じゃないか!!
だ……だって雲雀さんは知らなかったんだから!!
私達だってもうあの機械は壊れたと思っていたのに……
それがまだこんな空を凄いスピードで飛ぶ力があるなんて知るはずもない!!
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彷徨いアリス