ツナは片手でうけとめるが、それでも後ろに後退していく姿に
モスカに押し負けていることが分かる。

しかし右手に再度炎をともしたツナの手刀が
モスカの身体を真っ二つに引き裂いた。

轟音ごうおんをたてて、地面に崩れ落ちる機械に喜ぶ。

「やった!!」

「流石十代目!!」

しかし次の瞬間、喜んだ私達がまるでいけなかったかのように
不敵に笑うザンザスの最高潮さいこうちょうの笑みと同時にモスカの中から
滑り落ち、地面に転がった老人に唖然とした。

大きく目を見開くツナと言葉がでない私達。

「中から人が!?」

事態を把握した時、思い思いの悲鳴があがった。
縛られた人がツナの目の前に転がっている。

ツナの顔がどんどん真っ青になっていく。

「こっこの人は…九代目」



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彷徨いアリス