「お…俺が」

震えるツナをよそに、必死に小さな身体でリボーンは九代目の縄を解きながら
傷の状態を確認した。

「やべぇな。大きゅう処置で何とかなる傷じゃねぇ…」

リボーンの声に絶望した声でツナが呟く。

「そんな……」

目の前の現実を受け止めきれないツナにたいし
ザンザスは嫌なくらい落ち着き払っていた。

「誰だ?――ジジイを容赦なくぶん殴ったのは?」

男の言葉に、さっきのツナの攻撃が皆の頭によぎった。
けれど、そんなこと言われてもツナや私達だって
まさか中に人が……それも九代目がいるなんて分かるわけがない!

けれど、それを言われると私達は反論も出来ず
居たたまれない気持ちでうつむくしかなかった。
当の本人のツナはもっと苦い気持ちのはずだ。



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彷徨いアリス