「お…俺が」
震えるツナをよそに、必死に小さな身体でリボーンは九代目の縄を解きながら
傷の状態を確認した。
「やべぇな。大きゅう処置で何とかなる傷じゃねぇ…」
リボーンの声に絶望した声でツナが呟く。
「そんな……」
目の前の現実を受け止めきれないツナにたいし
ザンザスは嫌なくらい落ち着き払っていた。
「誰だ?――ジジイを容赦なくぶん殴ったのは?」
男の言葉に、さっきのツナの攻撃が皆の頭によぎった。
けれど、そんなこと言われてもツナや私達だって
まさか中に人が……それも九代目がいるなんて分かるわけがない!
けれど、それを言われると私達は反論も出来ず
居た
堪れない気持ちでうつむくしかなかった。
当の本人のツナはもっと苦い気持ちのはずだ。
255(431)
→|
back
彷徨いアリス