「お前がしたことの前には、リング争奪戦など無意味!!
俺はボスである我が父のため……そしてボンゴレの未来のために
貴様を倒し……
敵を討つ!!」
ザンザスのはめた大空のリングが怪しく光った。
ツナや私たちも開いた口が塞がらない。
確かに彼の言うように結果的には九代目に重傷を負わせてしまったことは事実。
でも、あちらの言い分だとわざとこちらが攻撃したような口ぶり。
というか……父の敵討ち以前にどうみてもこれって……。
「やはり…これが狙いだったんだナ」
「え…」
「ただリングに勝ち、次期ボスになったとしても
ゆりかごの一件を知る連中は、ザンザスの就任に反対し
これからも抵抗するだろう」
短く切ったあと、リボーンはさらに続けた。
「だがツナを悪役に陥れ、
弔い合戦で九代目の敵を討ったとなれば別ダ。
多くのファミリーから絶対的な信頼を得ることができる」
261(431)
→|
back
彷徨いアリス