「それでは、明晩」
「並中に皆さん…お集まりください」
「明日が喜劇の最終章だ。せいぜいあがけ」
皮肉ったあと、ザンザスはツナに大空のハーフリングを投げて渡した。
何も焦る様子すら見せておらず、それどころか勝って当たり前の雰囲気に
私まで殴ってやりたい気分でギッと睨みつければ
不意にこちらにザンザスが視線を移した。
「お前も……せいぜい今のうちに平和を楽しむんだな」
「なっ……」
挑発するようなザンザスにビクッとした私を影が遮る。
「ひっ…雲雀さん⁉」
「まだムカついてるんだけど」
この人さっきから武器を構えたままだったの忘れてたァ‼
慌てて、武器をおろすように説得する。
「あっ、明日もしかすると戦えるかもしれませんよ?
たっ楽しいことはとっておきましょうよ‼ね?」
ムッとしたままだったが、雲雀も渋々了解したのか武器をおろし
戦えないならかえって寝ると先に出て行った。
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彷徨いアリス