やっぱり、何かさせる気なんだ‼
ツナだけじゃなく、守護者たちも巻き込んだ大乱闘。
あのリングに、次期ボンゴレボスの座に
私たち未来のある若者が命をかける価値なんてあるんだろうか。

悔しくて悲しくて、理不尽で怒りもわくし
一番腹が立つのは何もできない自分にたいして。

「ただいま、守護者全員にリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました」

守護者たちが一斉に悲鳴や叫び声をあげるから何事かと思えば
大したことでもないようなチェルベッロの回答に面食らう。

「そっ…それっ……なんで今いうんですか⁉
それに、どうしてこんなこと‼」

勢いあまって詰め寄れば、アナタには関係ありませんとつっぱねられた。

「デスヒーターと呼ばれるこの毒は瞬時に神経を麻痺させ
立つことすら困難にさせます」

そっそんな……ならどうやってホールの、しかも頂上にあるリングを奪うっていうの⁉

「そして全身を貫く燃えるような痛みはじょじょに増していき
30分で……絶命します」

ぜつめ……い。



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彷徨いアリス