「やべぇな…これじゃ集中できねぇ」
リボーンの言葉にシャマルが続ける。
「しかし、そこまでして阻止したい零地点突破と…はどんな技だ?」
そうか、怖いから……恐れているからこそ
ザンザスはこの攻撃が放たれるのを警戒して
ツナに集中させる暇を与えないようにしているんだ!!
くそっ、どうにかツナが攻撃するまでの時間さえ稼げれば……!!
またザンザスの攻撃がツナをかすめた。
慌てて少年は回避するものの、その反動で大きく吹き飛ばされる。
「ダメだぞコラ!!もう飛んで逃げる体力もない!!」
「そっそんな!?」
コロネロの言葉に青ざめる。ハッとツナを見れば
確かに立っているのが限界なほど傷つき、いつもより小さく見えた。
「無駄な努力だ!!――消えろ!!」
まずい!!空中から銃口をツナに向けるザンザスにサーッと血の気が引いていく。
ザンザスはツナを……ツナが零地点突破を出す前に確実に仕留める気だ!!
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彷徨いアリス