「
怒りの暴発!!」
さっきよりも大きな憤怒の炎だった。
「アレでは…」
「あたる!!」
「沢田殿ー!!」
爆音と爆風……終わった。間違いなくツナにあたってた。
立つ気力すらなくなり、震える膝から崩れ落ちる。
「ツナ…ツナが」
モニターが砂嵐に包まれる。恐らくさっきのザンザスの攻撃のせいだろう。
しかし、すぐに別のカメラに切り替わったのか
爆風がはれていく視界の中、倒れこんでいるツナが映し出された。
「ッツナ!!」
死ぬ気の炎が消え、グローブはミトンに変わった。
誰もがその様子に悲鳴をあげたり、息を飲んだ。
「くたばったか、馬鹿なカスめ――てめぇの死期をてめぇで早めやがった」
空中から地面に静かにザンザスは降り立ち吐き捨てる。
「くだらねぇ…猿真似しやがって」
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彷徨いアリス