「何ぃ!?」
あのザンザスでさえ狼狽えたような声をあげた。
「おお!!」
「やったぜコラ!!」
ミトンはまたグローブへと変わり、そのまま起き上がるツナ。
よく状況が呑み込めないけど、これだけは分かる。
まだ……ツナは戦える!!
「リボーンさん!!」
「ああ、成功だナ♪」
「成功?」
「死ぬ気の零地点突破だ」
リボーンの言葉に思わず目を見開く。
本当かと叫びそうになったが、近くにいるバジルの反応からみても
やっぱり技の発動に成功したんだろう。
震える膝、座り込んでいた足に力を込めて立ち上がる。
そのまま両手を胸の前で組み、祈るようにツナに視線を送った。
「ツナ……どうか勝って」
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彷徨いアリス