「マイナス?つまり何もしてない時よりもさらに死ぬ気が空っぽということか?」
シャマルの発言にええっと声をあげる。
「しっ死ぬ気の炎が切れたら死ぬんじゃないの?空っぽで大丈夫?」
「そこは大丈夫だ。空になった部分は、敵の炎を受けても
吸収して無くしちまえるんダ」
だから、あの時確かにザンザスの攻撃をくらったはずなのに
ツナはまだ立っていられたんだ。
「だが、何故不規則に
瞬く炎になるんだコラ?」
「アレはプラス状態と零地点を行き来して、マイナスになるタイミングを計っているんだ」
だからあの間無防備だったのか。そして、ザンザスはそれを恐れていた。
ツナが……マイナスのタイミングになる瞬間を!!
「それは初代が使ったと言われる、零地点突破か」
「そうだ」
「こいつは
傑作だ!!」
急に高笑いをしはじめたザンザスにツナだけじゃなく、全員の動きがとまった。
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彷徨いアリス