「なら初代ボンゴレは身内同士の争いを察して
この技を編み出したのか…コラ」

コロネロの言葉にリボーンがうなずいた。

「いずれこんな日がくると分かってたのかもしれねぇな」

ツナと、ザンザス。時期ボンゴレボスの座をかけて戦っている。
初代のボスもそれを見越していたのなら物凄い先見眼だ。

「おめぇみてぇなカスに…ボンゴレの奥義など!!」

ザンザスは両手の炎を封じられながらも、物凄い眼力でツナを睨みつけていた。
ツナは狼狽うろたえる様子もなく、静かにザンザスを見つめ返している。

「こんなのは……零地点突破でもなんでもねぇ!!」

「お前は知っているはずだ。――零地点突破がどういうものかを」

え、とその場にいた全員が弾かれるようにモニターに視線をうつす。

「その傷……お前が前にも、全身に零地点突破をうけた証拠」

淡々と言い放ったツナの言葉に、誰もが面食らった。
確かにザンザスの顔や身体にはおびただしいアザが出来ている。



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彷徨いアリス