憔悴しょうすいしきった顔で小さく微笑めば、ディーノが少しだけ痛まし気な顔をした後に
優しく頭を撫でて、抱きしめてくれた。

「よく頑張ったな」

「頑張ったのはツナたちっ……いえ、なんでもないです」

ディーノさんがお前も頑張ったんだぞとねた顔したので
私も少し眉を下げながら、伏し目がちでありがとうございますと呟いた。

「美緒ちゃん♪おじさんにもたれてもいいんだぜ?」

茶化してきたシャマルにディーノが小さく威嚇する。
少女は慌てて身体を離した。

「あっ…いつまでもすみません!!」

「別にオレは気にしねぇぜ」

コロネロがザンザスを冷凍の仮死状態かとリボーンに問いかけた。
リボーン恐らくゆりかごの後、眠っていた八年間と同じだと呟いた。

「さぁ……話してもらうぞ」

え、とディーノさんを振り返れば彼の視線はスクアーロに向いていた。

「話してもらうぞ。――八年前のゆりかごの事を…」



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彷徨いアリス