憔悴しきった顔で小さく微笑めば、ディーノが少しだけ痛まし気な顔をした後に
優しく頭を撫でて、抱きしめてくれた。
「よく頑張ったな」
「頑張ったのはツナたちっ……いえ、なんでもないです」
ディーノさんがお前も頑張ったんだぞと
拗ねた顔したので
私も少し眉を下げながら、伏し目がちでありがとうございますと呟いた。
「美緒ちゃん♪おじさんにもたれてもいいんだぜ?」
茶化してきたシャマルにディーノが小さく威嚇する。
少女は慌てて身体を離した。
「あっ…いつまでもすみません!!」
「別にオレは気にしねぇぜ」
コロネロがザンザスを冷凍の仮死状態かとリボーンに問いかけた。
リボーン恐らくゆりかごの後、眠っていた八年間と同じだと呟いた。
「さぁ……話してもらうぞ」
え、とディーノさんを振り返れば彼の視線はスクアーロに向いていた。
「話してもらうぞ。――八年前のゆりかごの事を…」
319(431)
→|
back
彷徨いアリス