「あれは……霧の守護者の!!」

どうやら、ルッスーリアとレヴィはマーモンが生み出した幻術だったらしい。
その証拠に、あの場にはツナとマーモンしかいない。

「よく見破ったよ…でも、もう這う力すら残っていないようだね」

可愛い声で赤子が、残酷な現実を突きつける。
ゆっくりと氷漬けにされたザンザスの前に降り立ったマーモンは
ツナに対峙するように立ちはだかった。

「クソっ!!了平達はどこ行ったんだ!?」

コロネロの言葉に、そういえばとツナ以外の面々を思い出した。
皆は大丈夫なのか……。そしてコロネロのいうようにピンチの今こそ
皆に駆け付けてほしいと何もできない歯がゆさの中で祈った。

「無駄だ。ザンザスは…眠りについた。
奴が……目覚めることは…ない」

息も絶え絶えにマーモンにツナは戦いは終わったと宣言する。
しかしマーモンから帰ってきたのは否定の言葉だった。

「これで終わり?――冗談じゃない。
むしろこれで、ボスがボンゴレの後継者となるための
儀式の準備が整ったのさ♪」



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彷徨いアリス