復活の儀
「なぜリングを半分ずつ保管するのか……
そして、なぜ…ボンゴレ正当後継者にしか
授与されないのか分かるかい?」
思ってもみなかった言葉に、ツナだけじゃなく
私たちも息を飲んだ。
空中に浮いた赤子。その可愛い口元が歪む。
「それはリング自身にも秘められた力があるからさ♪」
「秘められた……力?」
隣で呟くバジルの言葉、そして黙り込んだ大人や赤子たち。
何故ボンゴレ内で知られていないのか不安を覚えた。
「ボスにかけられた…九代目の零地点突破が
溶かされた床には……七つの小さな焦げ跡が残されていたという」
マーモンの言葉に、ツナは目を見開いた。
七つのリング、溶けた氷。
嫌な予感が全身を駆け巡り、血の気をひかせた。
ザンザスを氷漬けにして、ようやく勝ったと思われた戦い。
ここでザンザスが復活すれば、もう満身創痍のツナに逆転はありえない。
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彷徨いアリス