「シシッ♪ナイスタイミング!!」

ベルの言葉に振り返れば、怪しい黒服を身にまとった男女の姿。
あれが……ヴァリアーの精鋭!!

どうか、無傷はダメでもせめて無事でいてくださいと祈ることしか出来ない。
これ以上みんなが傷つくのを見ていられずに目をつむった。

数秒後に響いた爆発音にビクッと身体を揺らす。
お願い!!どうか神様!!皆をお守りください!!

ゆっくりと開けた目に映ったのは倒れたヴァリアーの隊員だった。

「祈りが……届いた」

薄めを見開いて、モニターを隅々まで見渡す。

「みっ…みんなは!?」

煙の向こうから皆の姿が見えた瞬間、安心して力が抜けた。

「おっと!!大丈夫か!?」

尻もちをついた私に駆け寄る青年にまだ血の気の引いた顔で薄く笑う。

「皆が無事でホッとしちゃって……」



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彷徨いアリス