いらないと言おうとしたが真っ赤な顔で
鯉のように
口をパクパクするしか出来なかった。
そんな少女の様子にまた
悪戯っぽく少年は笑うと
ほら集中してとテスト勉強に引き戻した。
………
……
「終わった〜」
とりあえず、皆で集まってから4時間が経過した。
壁に掛けられた時計が午後7時をさしているので
そろそろお開きにしようとツナが言った。
あんまり遅くなると女の子がとどうやら
クロームと私を心配してくれているらしい。
私は大丈夫と言いかけてクロームちゃんに気づいた。
そういえば彼女はこれから一人で黒曜ランドまで帰るのか。
結構ここから歩いて30分以上かかるんだけど大丈夫かな?
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彷徨いアリス