「ん……」
朝日の眩しさに目を細める。
ランボ君の十年バズーカにぶつかってしまい
変な煙に飲まれた時は死ぬかと思った。
煙がはれてくると、眩い朝日に目がくらむ。
背中の柔らかい感触と、伸ばした掌をすべるシーツの感触。
あ、ベッドに着地したのかと安心したのも束の間
低い声が隣から聞こえてきて慌てて飛び起きた。
「君……」
え、待って……誰だこの半裸のお兄さん。
気まずすぎて一瞬しか見れなかったが
恐らく年は20代くらいだろう。
もう一度ちらっと見れば、先ほどは驚いたような顔をしていた彼が
何か悟ったような顔でニヒルに笑うところだった。
背中に朝日の柔らかい光をうけ、綺麗な鍛えられた体に白い肌
サラサラの黒髪と切れ長の目が美しい彼は
今まで出会った中でも一番キレイだと思った。
そして、どことなく見覚えが……。
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彷徨いアリス