はじめは応接室でテストを受けていたらしいが
あまりにも満点が続くので本人も途中から
うけなくてもいいんじゃないかと思い至ったらしい。

そんな理由でと半ば呆れるも、10分くらいで解き終わって
後は暇な時間だとしたら確かに退屈かもとそこには少しだけ同情する。

「でも内申とかに響かないですか?」

進学とかにも影響がと続ければ、フッと彼はまるで
おかしな生き物でもみるように笑った。

「僕は進学したい時にするから関係ないね」

こいつ自分の価値観でしか生きてねぇと呆れつつ
そうですかとしか言えないヘタレな私。

「でも、雲雀さんが進学するのはあまり想像できないですね」
彼が真面目に高校や大学を出て、就職したりする未来が一ミリも想像できない。

むしろそのまま不良街道をつきすすみ、裏社会編が始まるか
あるいは逆に仕事せずぶらぶら並盛を練り歩いて
誰彼かまわずかみ殺してそうな・・・・・・ってそれ今と変わらないし
なんなら学生という肩書きからニートになって余計にまずくないかそれ。



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彷徨いアリス