「あんまり考えないようにしていたのに
雲雀さんは相変わらず痛いとこ突いてきますね」

ツナ達なら思っていても気遣って
言わないようにしてくれるだろうにと
視線を雲雀に戻して眉を下げれば
現実から目をそらすのが君の求める優しさなら
あいにく僕は持ち合わせていないと肩をすくめた。

「そういう話もね、なんとなく
並盛中での戦いの時に出たんですよ。
このまま日本に残しておくよりも
ボンゴレファミリーの本拠地である
イタリアでかくまったほうがいいんじゃないかって
――でもリボーン君が私の意思を尊重してくれて
とりあえず中学の間は日本に居てもいいんじゃないか
という話で今は落ち着いています」

今が中2なので進路先を考えるのも
日本からイタリアへ行くのかも
そろそろ本格的に考えないといけない時期に
きているということも薄々自覚はしている。



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彷徨いアリス