放課後、ツナの家まで行こうか悩んでいるタイミングで
急に校門前に現れた赤子にビビりちらかす。
何でいつも見計らったように現れるんだと突っ込もうとしたが
いや、そもそも二足歩行でスタスタ歩き大人言葉で話す赤ん坊だ。
私の不可能の範疇を余裕で超えてくるのはこれからも変わらないだろう。
「進路のことだろ?」
案の定私が先に話題を出す前にふってきたよ。
「話が早い。どっか座れるとこで話そうか」
………
……
公園のベンチで座り、遠くではしゃぐ子供たちを見ながら
真昼間からリストラされたサラリーマンのごとく頭を抱えて
この先どうすればと情けないが赤子にすがる私。
「俺もそろそろ話をしようかと思っていたところだゾ」
「そっか……あのさ、前に中学の間は日本に居てもいいって
言ってくれたじゃん?――でも、高校まではまだ
確認してなかったからさ………」
居てもいいのと弱々しく問いかければ、リボーンは考えるように黙り込んだ。
401(431)
→|
back
彷徨いアリス