その沈黙にダメなんだと青ざめる私を否定するように
リボーンは首を振った。

「違うゾ。これはまで俺たちも検討中なんだ。
もちろん、ボンゴレ側の希望としては
イタリアの総本部での保護を推してる。
理由はわかるよな?」

「うん。私の保護でしょ」

「そうだ。だが俺たちだって……いや、少なくとも俺はな
ボンゴレに入ることになったとしても、美緒の意思や人権は
今後も尊重していきたいと思ってる」

「リボーン君って…変わってる。
マフィアって普通なら無理矢理拉致ってでも連れていったり
こっちの意思とか希望って聞かないもんじゃないの?」

フェミニストだから?と問いかければ
そんな単純な理由じゃねぇと苦笑された。

「チンピラみたいに振る舞うのは簡単なんだ。
人間は落ちるとこまで落ちるのは案外楽なんだゾ。
他の奴はどうかはしらねぇが、ボンゴレには
品格まで捨てちまった奴はいらねぇ。
少なくとも、俺や上層部は美緒を奴隷としてじゃなく
仕事のパートナー、仲間として接していきたい」



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彷徨いアリス