ボンゴレの初代ボス。
えっとツナが10代目だから……何世代も前の人だ。
この調度品や美術品とかもプリーモって人の好みなのだろうか?
当時の彼の生活の一部が垣間見れているようで面白い。

中に案内され、客間のような一室に通された。
使用人とおぼしき女性が冷たい紅茶を運んできた。
ディーノは慣れた手つきで礼を言い受け取る。
私には出来ないスマートな手つき。
流石イタリア人、伊達男。

ソファーについた私たち。
さっそく男が軽快に切り出した。

「ここはローマ支部って言っても
半分は資料庫みたいなもんなんだ」

「資料庫……って良いんですか?
こんな部外者をそんな大事な場所に」

慌てて青ざめる少女にディーノが考えすぎだと笑う。

「美緒はもう無関係じゃないだろ?
リボーンからヴァリアーとの戦いの後に
正式にボンゴレに加入したって聞いたぜ」



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彷徨いアリス