い……今なんと申したでござりまするかリボーン君!?いいか、脳内の録音班!!今の録音しておくんだ!!
多分、幼少期と嫌味をのぞいて今後言われるでないだろう台詞だから!!
脳内でどうにか思考をコメディーに持っていこうとするもやはり気まずさと恥ずかしさで顔は真っ赤に染まる。
少女がパニックで電話越しに全否定する中、雲雀は少しだけ怪しげに瞳を細めた。
「それくらい分かってる」
そして綺麗な指先で少女が制止する間もなく通話ボタンをした。
………
……
「まっ、待ってください〜!!」
ドスドス効果音がつきそうなほど重い足取りの少女が、長いストロークで歩く雲雀を必死に追いかける。
「はっはぁ……くそー、いいな長い足は……ってそうじゃなくて!!
あああ、あの〜!!――ホントに大丈夫ですからお構いなく!!」
えー、現在どこかと言うと並盛商店街でございます。
ようするに彼に半ば強制的にツラ貸せやって感じで連行されました。簡単に言うとサボりなうです。
学費を
捻出してくれる親すまない、遅刻とズル休みはよくやるけどサボって飛び出すのは初だよ、信じて。
そしてこんな不良娘をお許しください、と心の中で涙ぐんだ。
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彷徨いアリス