帰る臨時マネ 

真田「今日はご苦労だったな名前。よくぞマネージャーの仕事を引き受けてくれた。」

「ま〜ね〜」

幸村「仕事って言ってもおにぎりしか握ってなかった気がするんだけど」

柳「俺もそう記憶している。だがおむすびを食べ終えたあとは皆練習に力が入っていたな。」

幸村「確かに、柳生の『アデュー』とかキレッキレだったよね。名前といえど女子の手料理を食べれて気持ちが舞い上がったのかな」

柳「あり得るな。腹が減っては戦はできぬ、とも言う。名前の行いはさして無駄な事ではなかったはずだ。」

幸村「ああ。臨時っていうのもあったから、マネージャーの仕事内容をきちんと教えきれていなかったしね。今日のところはおにぎりで許すとするか」

柳「弦一郎。先程から妙に静かだが、名前は眠ったのか?」

真田「ああ。握り飯を大盛り握っておったからな、慣れない作業で疲れたのだろう。」

幸村「おやおや。俺が起こしてあげようか?」

真田「幸村…どうかその握り拳をおろしてくれ。今日はこのまま俺がおぶって帰ろう。」

柳「名前の体重は制服やカバン等含め48.3kg程度あるが、いけるか?」

真田「細かいな…だが、なんのこれしき!トレーニングの一環だと思えばこれくらい容易いわ!」

幸村「まったく真田も甘ちゃんだな。仕方ないから途中まで持ってあげるよ、名前の右脚。」

柳「ならば俺は左脚を持とう。」

真田「となると騎馬戦ではないか!普通におぶらせてはくれんか!?」



「……ハッ!うなじが目の前に!」

真田「む?起きたか。よく今まで眠れていたものだな…幸村と蓮二と別れる前は騎馬戦状態だったというのに」

「人が寝てる間に運動会せんでよ。後ろ指さされてること間違いなしじゃん。」

真田「よせ、済んだ事はもういい。ここから歩くか?」

「やだね!!」

真田「全く、今日だけだぞ」

「なにっ…?珍しいね〜いつもなら(おっといけね!蓮二が言ってたやつ試さなきゃ!)」

真田「なんだ?はっきり言わんか」

「いや……おんぶして帰ってくれたんだよね。ありがとう」

真田「!? 誰だ貴様!?」

「反応失礼だなぁてめっ、こっち向いて顔確認しようとすんな!お礼言っただけだろが!」

真田「うむ、お前もマネージャーになってみて色々と責任感が出てきたのだな。ついに!」

「ついにってなんだよ!とことん失礼な〜」

真田「とはいえマネージャーを引き受けてくれた事は心から感謝している。今のマネージャーが復帰するまでの間、よろしく頼むぞ、名前。…名前?」

「ぐう」

真田「妙なところでこのたわけが!せめて返事をしてから二度寝せんか!」

臨時マネの一日
end.

おまけ→→→

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わらびもち

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