平助と授業
「平助聞いて。うちのマリリンが昨夜脱走したの」
『マリリン誰だよ』
「え、マリリンってほらあれ、去年うちの弟がとって来たおたまじゃくし」
『お前のネーミングセンスどうにかなんないの』
「それでさ聞いてよ。私初めて知ったんだけど…おたまじゃくしってカエルになるんだね」
『もうお前ペット飼うの止めた方がいいと思う』
「てゆーか私、さっき返却されたテスト全部赤点だったんだけど。何これ酷くない?教師の新手のいじめじゃない?ってことで平助も一緒に補習頑張ろうね」
『何で俺が赤点前提で話進めてんだよ。悪いけど全教科平均あったし』
「先生ー平助くんがテスト中にカンニングしていた事が発覚しましたー」
『はぁ!?何言ってんだよ!俺がそんな事するわけねぇだろ!前の日に千鶴に教えてもらったんだよ!!』
「あー出た出た千鶴。ほんと千鶴好きだよね平助。いっそのこと結婚すれば」
『は、はぁ!?けけけけ結婚なんてそんな、お、俺はいいとしても千鶴が』
「いやそんなもん千鶴から願い下げだわ。何考えてるの平助顔赤いよ。ああ助平だから平助って名前なんだ」
『俺の親に謝れ。てか言いだしっぺお前だろ!?』
「あーはいはいわかったわかった。う●い棒あげるから落ち着いて」
『そんなもんで買収されるかよ』
「じゃあ5円チョコ」
『何でランク下げてんだよ』
「あーもううっさいな思春期ボーイ。いいからとっととはじめくんにでも告白してこれば」
『何ではじめくんなんだよ!!絶対誤解されるだろうが!!』
「『すまない、まさか平助がそんな性癖を持っていたとは…』とか言いながら真剣に考えてくれるよ。多分フられるだろうけど」
『だろうな。つーか何で俺がショック受けなきゃならないんだよ!?俺にそんな趣味はねぇよ』
「はじめくんを攻略するにはまず土方先生から、ってね」
『いやそれどこの乙女ゲーム?』
『名字に藤堂、お前ら二人とも放課後指導室な』