斎藤と風紀委員会


「補習で遅れましたー…って、今日ははじめくんだけ?」
『ああ、みな用事があると言っていた。それより名字、その怪我は一体』
「何も気にしないで下さい。あ、そういえばはじめくん、原田先生から書類預かってきたよ」
『ああ、わかった。…しかし何故このような折り目が』
「気にしないで下さい。ちょっと原田先生を思いだしたらむしゃくしゃしちゃって」
『そ、そうか…』
「…」
『…』
「…」
『…名字』
「ん?」
『俺の顔に何かついてるのか?』
「いや、はじめくんって本当に綺麗な顔してるなーと思って」
『なっ…突然何を、』
「だってお肌すべすべだし、まつ毛長いし、ニキビ一つないしなんか可愛いし女子力高いし。その点私なんて最近肉付きいいし、体重は増えるしニキビ酷いし…」
『(女子りょ…?)…どんな顔や体型でも、いくら女として見られないからと言って俺はあんたを卑下したりしない』
「いやそれフォローになってないからね」
『はっ!す、すまない…!いくら本当の事とは言え本人の前で言う事では、』
「はじめくんって本当は私の事嫌いでしょ。もういいからこれ以上心の傷を抉らないで。あ、あと一つ質問が」
『何だ?』
「平助から告白されたら、土方先生と別れて平助と付き合う?」
『すまない、言っている意味がわからないのだが』

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