「おい、起きろ」
やだ、まだ寝る。
「ガキかよ」
生憎私はまだ未成年ですからぁ〜。
「ナメた真似してんじゃねぇぞ。ぶっ飛ばすぞ」
そっちこそふざけてんなよ。
ぶっ飛ばされる覚悟はあんのか?
「時間がねぇんだよ」
ったく、うっせぇな…
なんの時間がないんだよ。
ってあれ?
私今声にしてるっけ?
そもそもなにしてたっけ?
「気付くの遅すぎんだろ」
今こいつ絶対バカにしやがった。
そう思って漸く目を開けると、そこはどこまでも真っ白な空間だった。
『は?え、ちょ、もしかしなくてもアリス?』
「そうだ」
この真っ白い空間がどこでなんだか全然わかんないけど、とりあえずそこには私がいた。
いや、私はもちろんいるんだけどそうじゃなくて、【本当の私】が私の目の前で仁王立ちしてた。
『まさか、私が私を肉眼で見る日がくるなんて想像もしなかった』
鏡とかそんなんじゃないから、今まで見てたのと違う印象。
「私もしてなかったさ」
違うな。アリスが中身だからだな。
いつも「眠そうだね」とは言われてたけど、不機嫌丸出しな顔はしてなかったと思いたい。そんな目付き悪くなかったと信じたい。
だって恐いもん。自分の顔が怖いってなんだそれ。
「んなことより時間がねぇんだ。お前には話しておかなきゃなんねぇことがある」
口も悪いから結構ガチな恐い人みたい。そう言う筋の人だと思われても仕方ないレベル。
これは確かに神田と並んだら恐すぎる。
『なに?』
「私とお前のことだ」
アリスも私と同じように、向こうでいろいろ考えてたのかもしれない。
『聞きましょう』
こうして対面する機会が2度あるとも限らないし、情報交換をするには大切な時間だ。せっかく2人で話すことができるんだから、この時間を無駄にすることはできない。
「私達はもう戻れない」
『は?』
それなのに、開口一番が「戻れない」ってどう言うこと。
「どうしてお前と入れ替わったのかはわかんねぇけど、私はそこで死んだんだ」
『いやいや全然なに一つとしてわかんないし生きてるし』
そもそもアリスが死んだってなに?今は私が入ってるけど、こうして生きてるじゃん。なにを根拠に死んだとか言ってるの?
「この際お前はわからなくてもいい」
わからなくていいってなにさ?わかるように説明してくれたらいいじゃん。
「もう戻ることはないと、ただ理解すればいい」
なんだそれ。横暴か。
『やだ。私は帰る』
「無理だ」
『無理じゃない!』
まだなにもしてないのに、そんな簡単に諦められるわけがない。
「入れ替わった原理がわかんねぇのにどうやって戻んだよ」
『知らないけど探す。私は帰る』
私なんかがいつまでもここにいたらいけない。ここは本来私がいる筈のない場所で、【アリス】がいるべき場所なんだから。
『探さないで諦めるなんてできない』
どうにかして入れ替わったんだから、元に戻る方法もなにかある筈なんだよ。
「私より年上の癖に考え方が幼稚だな」
『あ?』
幼稚で悪かったな。
「まぁこんな生温い世界にいたんじゃ仕方ねぇか」
なんだその言い方。
『あんた、私の家族と友達を蔑ろにしてねぇだろうな』
私の事はどう言おうがどうしようがどうだっていい。友達は早急に私を見限って離れてくれたらいい。でも家族はそんな簡単に切り離せるものじゃない。
もしも何かしたなら、例えそれが私だとしても絶対に許さない。
「そこは安心しろ。なんとか理解してもらってうまくやってる」
『あっそ』
お母さん、異常なまでの懐の深さだからな。
『でも私は諦めないよ、絶対に諦めない』
ここでの生活が大切になってきてるのは認めるよ。でも元々ここはアリスの居場所なんだ。それを私が奪うわけにはいかない。
「お前もリナ達とうまくやってるか?」
『うん、よくしてもらってる』
リナ?
誰のことかよくわかんないけど、少なくとも私の周りにいる人達はみんないい人ばっかりだ。
「ならよかった」
なんでアリスが安心するのかわかんないけど、アリスの作り上げたこの環境を壊したりしないから安心してほしい。
キャラはぶっ壊したけど。
「おま…ぬなよ」
『は?なに?』
視界と耳がものすごい勢いで悪くなってくんだけど。
「それに…しは元…この……ねぇから」
『ちょっと!』
聞けよ私!いやアリス!あんたもスルースキルぱねぇな!マジすげぇ。聞こえてないのか?
『聞けって言ってんだろ!?』
…あれ?お風呂?
すっかり温くなった湯舟に浸かっていたからか、勢いで立ち上がった体は素直に震えた。
「寒っ」
とりあえず、シャワーで冷えた体をあっためて着替えよう。本当に風邪ひく。
いつの間にお風呂で寝てたんだろう…よく溺れなかったな。なんか変な夢見た気がするんだけど、なんだったかなー。もう1回寝たらわかるかな?
よし、そうと決まったら髪乾かして寝なくちゃっ
(アリコがなにを言ったのか私まで忘れてしまった…なにを言われたんでしょうかね…orz)
やだ、まだ寝る。
「ガキかよ」
生憎私はまだ未成年ですからぁ〜。
「ナメた真似してんじゃねぇぞ。ぶっ飛ばすぞ」
そっちこそふざけてんなよ。
ぶっ飛ばされる覚悟はあんのか?
「時間がねぇんだよ」
ったく、うっせぇな…
なんの時間がないんだよ。
ってあれ?
私今声にしてるっけ?
そもそもなにしてたっけ?
「気付くの遅すぎんだろ」
今こいつ絶対バカにしやがった。
そう思って漸く目を開けると、そこはどこまでも真っ白な空間だった。
『は?え、ちょ、もしかしなくてもアリス?』
「そうだ」
この真っ白い空間がどこでなんだか全然わかんないけど、とりあえずそこには私がいた。
いや、私はもちろんいるんだけどそうじゃなくて、【本当の私】が私の目の前で仁王立ちしてた。
『まさか、私が私を肉眼で見る日がくるなんて想像もしなかった』
鏡とかそんなんじゃないから、今まで見てたのと違う印象。
「私もしてなかったさ」
違うな。アリスが中身だからだな。
いつも「眠そうだね」とは言われてたけど、不機嫌丸出しな顔はしてなかったと思いたい。そんな目付き悪くなかったと信じたい。
だって恐いもん。自分の顔が怖いってなんだそれ。
「んなことより時間がねぇんだ。お前には話しておかなきゃなんねぇことがある」
口も悪いから結構ガチな恐い人みたい。そう言う筋の人だと思われても仕方ないレベル。
これは確かに神田と並んだら恐すぎる。
『なに?』
「私とお前のことだ」
アリスも私と同じように、向こうでいろいろ考えてたのかもしれない。
『聞きましょう』
こうして対面する機会が2度あるとも限らないし、情報交換をするには大切な時間だ。せっかく2人で話すことができるんだから、この時間を無駄にすることはできない。
「私達はもう戻れない」
『は?』
それなのに、開口一番が「戻れない」ってどう言うこと。
「どうしてお前と入れ替わったのかはわかんねぇけど、私はそこで死んだんだ」
『いやいや全然なに一つとしてわかんないし生きてるし』
そもそもアリスが死んだってなに?今は私が入ってるけど、こうして生きてるじゃん。なにを根拠に死んだとか言ってるの?
「この際お前はわからなくてもいい」
わからなくていいってなにさ?わかるように説明してくれたらいいじゃん。
「もう戻ることはないと、ただ理解すればいい」
なんだそれ。横暴か。
『やだ。私は帰る』
「無理だ」
『無理じゃない!』
まだなにもしてないのに、そんな簡単に諦められるわけがない。
「入れ替わった原理がわかんねぇのにどうやって戻んだよ」
『知らないけど探す。私は帰る』
私なんかがいつまでもここにいたらいけない。ここは本来私がいる筈のない場所で、【アリス】がいるべき場所なんだから。
『探さないで諦めるなんてできない』
どうにかして入れ替わったんだから、元に戻る方法もなにかある筈なんだよ。
「私より年上の癖に考え方が幼稚だな」
『あ?』
幼稚で悪かったな。
「まぁこんな生温い世界にいたんじゃ仕方ねぇか」
なんだその言い方。
『あんた、私の家族と友達を蔑ろにしてねぇだろうな』
私の事はどう言おうがどうしようがどうだっていい。友達は早急に私を見限って離れてくれたらいい。でも家族はそんな簡単に切り離せるものじゃない。
もしも何かしたなら、例えそれが私だとしても絶対に許さない。
「そこは安心しろ。なんとか理解してもらってうまくやってる」
『あっそ』
お母さん、異常なまでの懐の深さだからな。
『でも私は諦めないよ、絶対に諦めない』
ここでの生活が大切になってきてるのは認めるよ。でも元々ここはアリスの居場所なんだ。それを私が奪うわけにはいかない。
「お前もリナ達とうまくやってるか?」
『うん、よくしてもらってる』
リナ?
誰のことかよくわかんないけど、少なくとも私の周りにいる人達はみんないい人ばっかりだ。
「ならよかった」
なんでアリスが安心するのかわかんないけど、アリスの作り上げたこの環境を壊したりしないから安心してほしい。
キャラはぶっ壊したけど。
「おま…ぬなよ」
『は?なに?』
視界と耳がものすごい勢いで悪くなってくんだけど。
「それに…しは元…この……ねぇから」
『ちょっと!』
聞けよ私!いやアリス!あんたもスルースキルぱねぇな!マジすげぇ。聞こえてないのか?
『聞けって言ってんだろ!?』
…あれ?お風呂?
すっかり温くなった湯舟に浸かっていたからか、勢いで立ち上がった体は素直に震えた。
「寒っ」
とりあえず、シャワーで冷えた体をあっためて着替えよう。本当に風邪ひく。
いつの間にお風呂で寝てたんだろう…よく溺れなかったな。なんか変な夢見た気がするんだけど、なんだったかなー。もう1回寝たらわかるかな?
よし、そうと決まったら髪乾かして寝なくちゃっ
(アリコがなにを言ったのか私まで忘れてしまった…なにを言われたんでしょうかね…orz)