ふと目を覚ましたら、私は1人で壁際に座って寝ていた。
『ここ、科学班‥の研究室?』
確か、またコムリンが暴走して雑魚って言われて、最後はリナリーが仕留めたはずなんだけど、いつの間に寝てたんだろう…それと、みんなどこ?
辺りを見ても、誰もいないし音もしない。ぼんやりした頭でどうなったのか、みんながどこにいるのかを考えてたら、なんとなく怖くなった。ひとりが怖いなんて、そんな子供みたいなこと今まで思ったことなかった。それなのに、どうしてか今はひとりが嫌だと思う。
そんなことを思うようになったのは、ローレライに会った後からだった気がする。それはついさっきの事なのに、もうずいぶん前のことに感じる。
そう言えば、イノセンスをどっかに持っていかないといけないんだった。そう思ってポケットに手を突っ込んで、青ざめた。
…あれ?え。ちょっと待って…ローレライがいない!どこに落としたの?!と言うか私コートどこにやったの!?
あると思ってたものがない事に、頭の中が真っ白になった。コートを脱いだ記憶がまったくない私は、パニックでまともに考えられなくなった。
だって絶対にコートのポケットにいれた。それは間違いない。教団に着いてからはすぐ逃げ回ることになったから、コートも脱いでない。もちろん全部終わったときも脱いでないし、誰かに脱がされた覚えもない。コムリンにだって、逆さまにされたけど脱がされてはいない。
そこまで考えて、誰かに頼ることにしました。だって考えたってわかんないんだもん。
「…コートの中に入ってた」
「あ、イノセンス!」
『リナリー!』
人のいそうな方向にあたりをつけて走ってたら、アレンとリナリーがいた。
人がいた事と状況が聞ける事に安心してリナリーを呼ぶと、気付いた2人は笑ってくれた。
「アリス!よかった、気がついたのね」
『リナリー元気になったんだね!よかった!アレンも無事だったんだね!イノセンスがコートごとなくなったの!帰ってきた時はあったんだけど今なくて!』
「アリス、落ち着いて」
『ひとりにしないって言ったのに!』
「それならここにあるから安心して」
そう言ったリナリーの手にはローレライ。
『…よかったぁ』
「だ、大丈夫?」
イノセンスはリナリーが持っててくれたみたい。落としたりなくしたりしてなくて、本当によかった。
安心して床にへたりこんだ私を心配して、リナリーが目線を合わせてくれる。
『うん。ありがとう』
「それが歌ってたイノセンスですか?」
『うん』
「イノセンスが歌ってたの?」
『前は適合者だったみたい。体が朽ちても歌ってた』
「そうだったの…」
なんか暗くなった?
そんな話じゃなかったと思うんだけど…
『そうだ、イノセンスってどうすればいいの?私初めて見つけたんだけど』
「そうだったわね。イノセンスならへブラスカの所に持っていけば保護してくれるわよ」
『ありがとうリナリー』
「いいのよ…おかえりなさい、アレンくん、アリス」
『ただいま』
「た、ただいま…」
お?なんだなんだ今の感じは。アリスちゃんは青春の香りを感じましたよ〜?
「アレン、リナリー好きになっちゃった?」
「違いますよ!」
『私はリナリー好きっ』
「私もよっ」
「(うらやましい…)」
外は大変なことになってた。アレンとリナリーに挟まれて歩いていると、団員が総出で工事してるのが目に入る。違うな、修理かな。
前よりも規模が大きいのはタイミングが悪かったのか…ジェリーさんまで手伝わされて、ご飯抜きって怒ってる。
「おーアレン、目が覚めたか」
「一体夜に何があったのアレンちゃん。もー城内ボロボロよ」
『コムイさんのせいです。コムイさん、一週間くらいご飯抜きでいいっていってました』
「…それは…死んじゃうんじゃない?」
聞いたところによると、この時アレンの部屋はコムイさん…じゃないや、コムリンにより破壊されたらしいよ。
私の部屋は無事でした。
『ここ、科学班‥の研究室?』
確か、またコムリンが暴走して雑魚って言われて、最後はリナリーが仕留めたはずなんだけど、いつの間に寝てたんだろう…それと、みんなどこ?
辺りを見ても、誰もいないし音もしない。ぼんやりした頭でどうなったのか、みんながどこにいるのかを考えてたら、なんとなく怖くなった。ひとりが怖いなんて、そんな子供みたいなこと今まで思ったことなかった。それなのに、どうしてか今はひとりが嫌だと思う。
そんなことを思うようになったのは、ローレライに会った後からだった気がする。それはついさっきの事なのに、もうずいぶん前のことに感じる。
そう言えば、イノセンスをどっかに持っていかないといけないんだった。そう思ってポケットに手を突っ込んで、青ざめた。
…あれ?え。ちょっと待って…ローレライがいない!どこに落としたの?!と言うか私コートどこにやったの!?
あると思ってたものがない事に、頭の中が真っ白になった。コートを脱いだ記憶がまったくない私は、パニックでまともに考えられなくなった。
だって絶対にコートのポケットにいれた。それは間違いない。教団に着いてからはすぐ逃げ回ることになったから、コートも脱いでない。もちろん全部終わったときも脱いでないし、誰かに脱がされた覚えもない。コムリンにだって、逆さまにされたけど脱がされてはいない。
そこまで考えて、誰かに頼ることにしました。だって考えたってわかんないんだもん。
「…コートの中に入ってた」
「あ、イノセンス!」
『リナリー!』
人のいそうな方向にあたりをつけて走ってたら、アレンとリナリーがいた。
人がいた事と状況が聞ける事に安心してリナリーを呼ぶと、気付いた2人は笑ってくれた。
「アリス!よかった、気がついたのね」
『リナリー元気になったんだね!よかった!アレンも無事だったんだね!イノセンスがコートごとなくなったの!帰ってきた時はあったんだけど今なくて!』
「アリス、落ち着いて」
『ひとりにしないって言ったのに!』
「それならここにあるから安心して」
そう言ったリナリーの手にはローレライ。
『…よかったぁ』
「だ、大丈夫?」
イノセンスはリナリーが持っててくれたみたい。落としたりなくしたりしてなくて、本当によかった。
安心して床にへたりこんだ私を心配して、リナリーが目線を合わせてくれる。
『うん。ありがとう』
「それが歌ってたイノセンスですか?」
『うん』
「イノセンスが歌ってたの?」
『前は適合者だったみたい。体が朽ちても歌ってた』
「そうだったの…」
なんか暗くなった?
そんな話じゃなかったと思うんだけど…
『そうだ、イノセンスってどうすればいいの?私初めて見つけたんだけど』
「そうだったわね。イノセンスならへブラスカの所に持っていけば保護してくれるわよ」
『ありがとうリナリー』
「いいのよ…おかえりなさい、アレンくん、アリス」
『ただいま』
「た、ただいま…」
お?なんだなんだ今の感じは。アリスちゃんは青春の香りを感じましたよ〜?
「アレン、リナリー好きになっちゃった?」
「違いますよ!」
『私はリナリー好きっ』
「私もよっ」
「(うらやましい…)」
外は大変なことになってた。アレンとリナリーに挟まれて歩いていると、団員が総出で工事してるのが目に入る。違うな、修理かな。
前よりも規模が大きいのはタイミングが悪かったのか…ジェリーさんまで手伝わされて、ご飯抜きって怒ってる。
「おーアレン、目が覚めたか」
「一体夜に何があったのアレンちゃん。もー城内ボロボロよ」
『コムイさんのせいです。コムイさん、一週間くらいご飯抜きでいいっていってました』
「…それは…死んじゃうんじゃない?」
聞いたところによると、この時アレンの部屋はコムイさん…じゃないや、コムリンにより破壊されたらしいよ。
私の部屋は無事でした。