prologue-age.3
物心付いた時には、うちにはパパが居なかった。
ママはいつもお仕事に出ていて、小さい頃、私は家で過ごした記憶があまりない。
ほんの短い期間ベビーシッターが来たこともあるけれど、私が激しく拒否したために彼女はすぐに来なくなった。
2軒隣のお宅は、夫婦の他に、私の一つ上の男の子と、そのさらに7個上のお兄さんという4人家族の家だった。
ホームズ夫妻はとても親切で、親戚と疎遠な私のママが困った時に頼るのは、ホームズ家だった。
大人同士の話でそういう事になっていたと思うのだが、とにかく私は幼い頃から毎日ホームズ家に通っていた。
Age.3
[*prev] [next#]
|