41 どうやって仲直りするの?
「もし仮にこの先ケンカする事があったとして、その時はどうすると思う?」
「頭を冷やしてからユウさんに謝るんじゃないかと思います。きっとユウさんなら呆れながらも仕方なく許してくれるでしょうし」
「……何かその情景が容易に想像つくね。ゼロスに私の行動パターンを読まれてるって事?」
「ユウさんについて知りたい事、知らない事はまだまだありますけどね」
「……あ、でもだからかな? 余計な言葉がいらない分、ゼロスの側は落ち着くのかも」
「だと嬉しいですね……」
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「『も』?」
「先程までの甘い雰囲気を一言で破壊しないでいただけますか、ユウさん」
「あぁ、仮定の話なんだっけ?」
「……いい加減泣きたくなってきたんですが……」
「んー、どうだろう……生まれ変わったら、その育った環境で性格変わるだろうし。そうなったら、好みも変わるだろうし……一概には言えないかな」
「まぁ……ユウさんらしい答えですよね。期待した僕が馬鹿でした」
「期待って?」
「いえ、何でもないんです……」
「そ?」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「……………………」
「…………だから何?」
「僕……愛されてるんですかね?」
「まぁ、愛情にも色々あるからね。敬愛、親愛、同愛、友愛、恋愛……そのどれかには当て嵌まるんじゃない?」
「…………やっぱり愛されてない気がします」
「そんなこと無いって。自信持ちなよ、ゼロス」
「ユウさんに言われても……」
「私が言うんだから間違い無いでしょう?」
「だからこそ余計に落ち込むんですが……まぁ、今に始まった事じゃないんで、良いですけど……それで? ユウさんはどうなんです?」
「ん?」
「どんな時に僕の愛に気付いてくれるんです?」
「と言うか愛されてたらマズイでしょう。ゼロスは魔族なのに」
「………………」
「でも……心配してくれるのは素直に嬉しいよ? …………期待しそうになるから困るけど……」
「え?」
「ううん、何でもない」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「いつもです」
「………………もしかして何か怒ってる?」
「いえ、事実を述べたまでですが?」
「……やっぱり何か怒ってるでしょう」
「気のせいですよ」
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「……何か自分がどんどん惨めになっていくんですが……」
「何で?」
「愛はともかく、言葉や動作を受け入れてもらえない時はどうしたら良いんですかね?」
「んー……例えば?」
「好きと言っても流されますし、キスしても平然としてますし」
「へー、その人鈍いのかな?」
「…………………………………………………………………………えぇ……超絶に」
「……その間が気になるけど……んー……気付いてもらえないなら、もっと積極的にアピールしてみたら?」
「……………………………………いいんですか?」
「犯罪にならない程度になら良いんじゃない?」
「………………いえ……止めておきます。今の関係を崩したくないですし……」
「……ゼロスにとって大切な人なのね」
「はい、とても」
「……ちょっとその人が羨ましいな」
「……どうしてです?」
「恋愛は抜きにしても、ゼロスに大事に想われてるって事でしょう?」
「(むしろ恋愛要素有りで想ってるんですが……そして相手は貴女なんですが……)」
「想いが通じれば良いね」
「そう、ですね…………それで、ユウさんの愛情表現とはどんな感じなんですか?」
「んー? 小さい頃は良く抱きついてたみたいだけど……」
「今はしないんですか?」
「しちゃダメッて言われてるから」
「何でです?」
「……変態が移るから?」
「は?」
「あー……後、食べられちゃうからとも言われたかな。誰かれ構わず抱き着くと危ないんだって」
「……いや……まぁ、それは……」
「人肉って美味しくないって聞くけど、好んで食べる人もいるんだね」
「…………本気で言ってるんですか? それ」
「ぇ……違うの?」
「いえ……何でもないです」
「?」
46 相手に似合う花は?
「ユウさんには白い『カラー』とか、飾らない花が似合いますよね」
「そう?」
「『すずらん』とか……」
「……つまり毒があると?」
「えっ!? いえっ、そういう訳じゃっ!」
「冗談だよ」
「あ、焦らせないで下さいよ……『すずらん』は別名『聖母の涙』と呼ばれる事もあるそうですし、何となく見た目の感じがユウさんのイメージかなって思ったんです。ちなみに『カラー』の花言葉は『清浄』。『すずらん』は『純潔』です」
「……んー……ゼロスは……『あじさい』かな」
「『紫陽花』……ですか?」
「薄い青か紫の。傘も差さずに雨の中『紫陽花』の前に佇んでるイメージ」
「まぁ、僕には傘とか必要無いですけど……」
「花言葉は『あなたは美しいが冷淡だ』」
「………………」
「後は『アヤメ』とか『すみれ』とか……ちなみに花言葉はそれぞれ『神秘的な人』『誠実』」
「え? ちょっと待って下さい。確か『アヤメ』って……」
「美人の代名詞」
「………………」
「ピッタリでしょ?」
「……そこで同意を求められましても……」
47 二人の間に隠し事はある?
「………………」
「………………」
「そりゃまぁ……ありますよね」
「まぁ……生きてれば隠し事の一つや二つや十や百、無い方がおかしいよね」
「いや、流石にそれは多いような気もしますが……」
「……ゼロスには言われたくないよ」
48 貴方のコンプレックスは何?
「体力が無い所かな。皆について行けないのは困るし」
「ですから、その時は僕が運んで差し上げますよ♪」
「嫌だってば……」
「そんなあからさまに嫌がらなくても……」
「それで、ゼロスのコンプレックスは?」
「………………魔族と言う立場ですかね」
「ぇ?」
「もちろん獣王様にお仕えする事や、獣神官という立場は誇りに思ってます。でも……こうもことごとく流されると……」
「?」
「まぁ、例え僕が人間でも、流されない保証はありませんけどね……」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「公認でもなければ極秘でもないよね」
「まぁ……そうですね」
「あ、でも人に言えない関係だから極秘かな?」
「……何だかユウさん楽しそうですね」
「久しぶりにゼロスとゆっくり出来たから。楽しいと言うよりは、嬉しい……かな?」
「……そうですね。僕も嬉しいです」
「それじゃあ、最後の質問いこうか」
「はい♪」
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