31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「え? ゼロス……付き合ってる人いたの?」
グサッ!
「ゼロス?」
「いえ……何でもないです」
「そう? でも……」
「ちなみに、この質問。僕とユウさんが付き合ってると前提の質問ですから……」
「あぁ、『もし』私達が付き合って『いたら』っていう、『仮定』の話ね?」
ぐさぐさぐさっ!
「んー、ゼロスが浮気……でも疑惑だし、特に気にしないかな?」
「…………」
「……ゼロスは?」
「……真実を突き止めて制裁を加えます……」
「…………ゼロス?」
32 浮気を許せる?
「相手を見つけ出して、ユウさんの目の前で痛めつけて苦しめて、その上でその相手を跡形も無く、生きてた証を含め関わった全ての存在を滅ぼして差し上げます」
「もしもしゼロスさん……目が据わってらっしゃいますが?」
「だってそうでしょう? 許せるはず無いじゃないですか。許すって事は、僕に対する裏切り行為を黙認するって事ですよ?」
「うん。でもだから、私はゼロスを裏切る事はしないよ?」
「ユウさん……っ!」
「浮気するくらいなら、その前に別れるし」
「ユウさんっ!?」
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「その前に帰る」
「えぇっ!? 待っててくれないんですかっ!?」
「どの道ゼロスは私が居る場所、大体分かるでしょう?」
「それは……まぁ……」
「遅れるって事は仕事だろうし。気が向いたら待ってるかもしれないけど、いつ来るか分からないから帰る……かな」
「……そうですね。待ってる間に風邪をひかれたり、知らない人に声をかけられたりしても大変ですし。そうしてください」
「ゼロスは?」
「はい?」
「私が一時間待たせたらどうする?」
「……僕はその前にユウさんを探しに行きますね。迷子になってるかもしれませんし、攫われてるかもしれませんし……くれぐれも知らない人について行かないで下さいね?」
「……それ皆から言われるけど、私ってそんなに信用ないの?」
「ユウさんならやりかねないんですよ」
「………………」
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「身体と言われても、僕の身体は仮の姿ですからねぇ」
「………………」
「な、何です?」
「瞳と指かな」
「……え?」
「仮の姿でも私への眼差しと、触れる時の優しさは本物でしょう?」
「……普段は(恋愛事に)鈍いのに、どうしてサラッと僕が嬉しくなることが言えるんでしょうね?」
「……鈍い?」
「僕は瞳と声……ですね。ユウさんが僕をジッと見つめる瞳や、僕の名を呼ぶ声が好きです」
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「……伏し目がちに本を読んでる時とか……後は……」
「後は?」
「こう、髪を押さえて物を拾う時とか……ベッドの上でけだる気に寝転がってる時とか……」
「何かマニアックね」
「そうですか……?」
「ゼロスは……真面目な時、かな?」
「どういう意味ですか、それ」
「色々思案してる時とか、魔竜王の攻撃から護ってくれた時とか。仕種と言うより雰囲気が」
「そうですか?」
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「無表情から不意に微笑まれた時は心臓が止まりそうになります」
「……ゼロスに心臓ないじゃない」
「それくらいの衝撃があるんです」
「……私の笑顔ってそんなに心臓に悪い?」
「ある意味」
「ある意味……?」
「ユウさんはどうですか?」
「急に殺気立たれると怖いかな」
「いや、ですからそのドキドキではなくて……」
「あと紫の瞳で真っ直ぐ見詰められるとドキッとする」
「…………どうせ僕は目付きが悪いですよ」
「……そう言うんじゃ無いんだけど……って聞いてないね」
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「つけるよ」
「つけるんですかっ!?」
「つけるよ? つく、つかないは置いといてね。それに必要な嘘もあるだろうし……上手いかどうかは分からないけど」
「……ちなみに今まで僕についた嘘ってありますか?」
「うん」
「っ!?」
「一つだけ。どちらかと言うと、リナさん達についた嘘なんだけど……ゼロスは?」
「……嘘はつきません」
「魔族はつけないんだっけ?」
「自分を否定することに繋がりますからね」
「繊細なんだね、魔族って」
「…………うーん。なんか語弊があるようにも思いますが……」
38 何をしている時が一番幸せ?
「魔族として答えるなら、生きとし生ける者を不幸に陥いれる時ですかね」
「……ん? 魔族としてって事は、ゼロス個人の幸せは別にあるって事?」
「……だからどうして、そういう事には鋭いんですかね? もしかしてワザとだったりするんですか?」
「何が?」
「いえ……何でもないです」
「それで、ゼロスの幸せは?」
「……それは───
秘密です」
「…………いじわる」
「ユウさんには言われたくないですが……ユウさんは何をしてる時が幸せなんですか?」
「寝てる時と本読んでる時」
「…………言うと思いましたよ」
「……あ。でも、寝たり読書したりは一番では無いかな……?」
「じゃあユウさんにとって、何をしてる時が1番の幸せなんですか?」
「んー……誰かさんの隣に居る時かな」
「えっ……それって……」
「これ以上はナイショ♪」
39 ケンカをしたことがある?
「そう言えば……無いよね」
「…………」
「あったっけ?」
「いえ……どちらかが一方的に怒る事はありましたがケンカは無かったかと」
40 どんなケンカをするの?
「んー、どう思う?」
「お互いの性格は理解してますし、ユウさんも僕も直情型じゃないですし。理詰めの喧嘩でしょうかね?」
「……かな」
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