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夏の暑い昼下がり。
リナ一行はある街へとたどり着いていた。

「にしても暑いわねー」

石造り中心の街は太陽の光を存分に浴び、陽炎を作り出している。
こんな所に長居は無用とばかりに、早いとこ宿を探してしまおうとリナ達は辺りを見回し、
とそこへアメリアの明るい声が上がった。

「リナさんリナさん!あそこにソフトクリームが売ってますよ!」
「おぉっ!ほんとだ!まずはあそこで一休みしましょーか!」

どのみち宿へ行ったところで閉め切られた部屋が暑い事には変わりない。
ならここで涼をとり体を冷やす方が得策だ。
暑さでへばっていたはずの二人とガウリイが、早速店に向かって走り出した。
ゼルガディスも流石にこの暑さには参ったのか、その後を若干速い足取りで着いていく。

「やれやれ、現金ですねぇ?」
「………………」

その更に後ろにゼロスとユウの姿があった。
真っ黒な装束に身を包みながら涼しげな笑みを浮かべているゼロスとは対称的に、ユウはぐったりとしている。
もはや喋る余力も無いのか、彼女はただただ黙って彼等の後を追った。

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