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「失礼します!」
「え?」

その光景に耐え切れなくなったゼロスはユウの手首を掴み、直ぐさま空間を渡った。
着いた先は、公園の水呑場。
ゼロスの意図に気付いた彼女は、苦笑しながら言った。

「ありがとう」
「いえ、僕の方こそごめんなさい。苦手ってソフトクリームを食べるのが苦手って事だったんですね」
「うん」

手を洗いながら頷くユウ。
そんな彼女にゼロスは言った。

「今度ソフトクリームを食べる時は、リナさん達が居ない所で食べましょうね」
「……どうして?」
「どうしてもです!」
「?」

力説する彼にユウは首を傾げながら再度頷いた。

『あんな姿、見るのは僕だけで十分です!』

そんなゼロスの思いを知るはずもなく……。



END。

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