告白 銀時


「坂田さんと一緒にいるとなんだか変なんです。今まで感じたことないくらい楽しくて、屯所を出るときなんていつも坂田さんに会えるかなって思っちゃう自分がいるんです。なのに、坂田さんが違う人と話してるとなんだか…胸がきゅってなるんです。なんだろう、自分でもよくわからないんですけど、そわそわしちゃうっていうか…」
「とりあえずだな」
はぁーっと長い溜息をついて、ぼりぼりと頭を掻いて顔をあげた。今まで見たことのない真剣そのもののまっすぐな瞳が私を射止める。あんなにうるさくてしょうがなかった蝉の声もどこか遠くに聞こえる。ドックン、ドックンと自身の胸の鼓動と、
「俺の女になっちゃえば?」
坂田さんの声だけが異様に大きな音に感じた。
頷く以外に私に選択肢なんてなかった。

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