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「名前そろそろ戻る?」

「あ、うん」

「もう行くのか」




ちゃっかり肩に手を置いてくる跡部様。



「跡部も休憩ばっかりしてちゃダメなんじゃない?合宿中なんでしょ」

「…まぁそれもそうだな。おい、慈郎行くぞ!」

「はーい!」

「どうせまた会うだろうからな。その時はゆっくり話そうぜ?」

「え、…やだぁ…」




きっとホテルで会うって事だろうな…極力部屋から出ないように心掛けたい…。










「ただいまー」

「お、帰ってきた」

「名前ちゃん!」




みんなの所に戻ってきたらクラスの女の子何人かが私のところに駆けつけてきた。




「ん?どうしたの?」

「仁王君と知り合いなの?」

「立海の人たちここの近くで合宿してるらしいよ!」

「そうそう!氷帝の人たちもいるんだって」

「へ、へー」





知ってますとも…氷帝がいるのもね。氷帝生がいる事にそこまでテンション上げれるのもすごい。氷帝なんて普段から学校の横にあるじゃないか…。それともこれ程までに興味がない私の方が異常なのでしょうか。



「氷帝と合宿って事は…きっと跡部様もいるんだよね?!」

「絶対いるよ!はぁ…会いたいなー」

「あれ、名前どうしたの?顔青いよ?」

「そ、そんなことないよ」

「なんで吃ってんの」



顔にまで出ててしまった…。なんかもう面倒くさいの一言に尽きるのです。嫌いとかは全く思わないんですが、とにかく彼らと関わるとなにかと心臓に悪いというか…私で遊ぶのもほどほどに、っていうか遊ばないでもらいたいんですが。こんなこと本人達に言えたら楽なんだろうけど…チキンの私には到底無理です。察してくんないかなとか思ってもあんな飄々とした変態共にはそんな繊細な神経持ち合わせてないんだろうなとか。


頭に浮かぶのはニヤリと笑うおしゃべりぼくろと泣きぼくろの彼らだった。




130622



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勝ち気なエリオット